子供と登山⑦宝永山馬の背~赤岩八合館
- 妻
- 2017年8月8日
- 読了時間: 3分
13:00
やっとこさ、宝永山馬の背へ出た。
やったー、宝永山火口を攻略したぞー!と今まで来た道を振り返ります。
・・・真っ白だ。ガスってる。景色が見えない。
風も吹いてきて寒いので上着を着る。
休憩中、息子たちは好きなお菓子を食べてエネルギー補給。
妻と夫もエネルギー補給。
多少、体力も回復したので再出発。

13:30
少し行くと、下山に通る大砂走りが見えてきます。
長男が「早く、大砂走り行きたぁーい」とすでに下山のことを考えている。
そんな中、次男が「オシッコしたい。。。」と言い出した。
山小屋まではまだまだ先だし、隠れられる様な樹木もないし、、、
仕方がない。周りに人がいないことを確認して、携帯トイレで用を足す。
すると夫が「これ、オシッコが固まらないんだけど。。。」と焦る。
こぼれたら悲惨なので慎重に持ち歩く。
いつも使っている携帯トイレにすれば良かった。
なぁーんてハラハラしてたら、結局固まりました。
そりゃそうだよね。固まるよね!
でも、夫の焦る顔を思い出し、ニヤけてしまう。
夫が大変な目にあっていると、なんでこう嬉しくなるんだろうか。
宝永山馬の背以降、ロープやら標識はあまりありません。
登山者も少なく、我が家の他には3人の大学生グループくらい。
岩場の矢印や脇にある小さな標識を頼りに登ります。
多少ガスっているものの、視界は悪くなかったので良かった。
(天気が悪い時や夜間は要注意です)

14:00
ゆっくり、ゆっくり、休憩しながら進んでいると、山小屋が見えてきました。
すると今度は長男が「トイレ、、、」と。
子連れ登山のトイレ問題は本当に深刻ですよね。
長男は4年生なので、携帯トイレの使用を恥ずがっている。
「あの山小屋までは我慢する!」と言います。
でも富士山あるあるで ”見えてからが長い” 進んでも進んでもなかなか着かない。
長男、トイレが我慢できなくスピードUP。
妻はついていけず、男3人に先に行ってもらいます。
みるみる男3人の姿が小さくなる。
そして、とうとう夫もおいて行かれる。
おそるべし小学生の体力とトイレパワー。
ようやく見えていた山小屋、日の出館に到着。
がしかーし、今は休業中でやっていない。
もちろんトイレもないようです。
男3人、大急ぎで次のわらじ館を目指します。
ふぅ。長男、なんとか間に合った様子。

男3人がゆっくりベンチで休憩している中、ヘロヘロの妻が合流です。
いつもよりも、疲労度がハンパない。
高所だからなのか? でも、それだけではなさそう。
息子たちはエネルギー源となるお菓子をいつもよりたくさん持ってきたけど、
夫と妻はいつもの登山より少し多目くらいにしか持ってきていなくて。
ごはんもAM10:00頃に食べたから、エネルギー不足になっているのかも。
お腹も空いたよぉ。
これから富士登山する方は、エネルギー補給・行動食には気を付けてくださいね。
14:30
わらじ館から砂走館はすぐです。
砂走館から、今日宿泊する赤岩八合館が見えます。
が、ここは富士山。
見えていてもなかなか着きません。
エネルギーも不足し、ゆっくりゆっくり進みます。
歩いては止まって、休憩して歩いて。
トイレパワーが切れた息子たちもさすがにばてています。

16:00
なんとかゴール!
一日目の目的地、赤岩八合館に到着です。予定通り。
つかれたぁ。。。
文で書くと一行ですが、最後の1時間はきつかった。
さぁ、早く靴を脱いで、ゆっくり休みましょう。

妻
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